原発反対!原発反対!

海江田が、点検中などで現在止まっている原発を、非常時対策と安全が確認されたとして、順次稼働再開せよと、各自治体に申し入れたが、絶対反対だ。
福島第一原発だって、非常時対策と安全が確認されているとして稼働していて、あんな事になったのではないか。それは、「想定外」の大地震と大津波だったから、仕方ないと、東電とその愉快な仲間たちは言う。
ならば、また大きな自然災害が起きて、これらの原発が破壊されたら、やっぱり「想定外」でしたと言うに違いない。
だが、もう「想定外」は許されない。
大震災から100日以上たった今も、福島第一は放射性物質をまき散らし続けている。放射性物質に汚染された大量の水が、土壌に、海に、流れている。
放射性物質は、一度漏れたら、とりかえしがつかない。チェルノブイリでも事故当時40歳以下年齢の者の後の発ガン率は、通常の何倍にもなっているのは、証明されている。今政府が、「この程度の放射線レベルでは、”ただちに”人体に影響があるものではない」と、たびたび言うが、本当に影響がないなら、「影響はありません」と言えるはずだ。そこに”ただちに”という冠が付くのは、晩発の影響については知らないよということの表れだ。今現在の子どもたちや若い人々が心配でならない。10年〜20年後には、たくさんの人々が甲状腺ガンや白血病で苦しむことになるのではないか?
そのときになっても、現在まき散らし続けられている放射性物質の放射線の強さは、ほとんど変わらず国土と人々を脅かし続けていることだろう。
放射性物質や汚染水の放出が止まっても、それまでに放出されてしまったそれらは、長い間放射線を出し続ける。人の一生どころか、何生ぶんもの長い間ずっと出し続けるのだ。
外部被曝だけでなく、恐ろしいのは内部被曝だ。放出された放射性物質のその何万分の1でも、たとえば1ナノのプルトニウムでも口から体内に入ったら、粘膜に付着し体内に留まり、永遠に近い時間ずっと放射線を出し続けるのだ。その放射線は、細胞の中のDNAにあたり、遺伝子を破壊する。つまりその人間の設計図を破壊してゆくのだ。設計図を失ったら、次に新しい細胞をつくるとき、正しく細胞をつくれない。人間の全部の細胞が入れ替わるのに約3年かかるという(福岡伸一「生物と無生物のあいだ」より)。そういうサイクルの中で入れ替わるうちに、だんだんと正しい細胞でなくなる割合が大きくなってゆく。それがいわゆるガン細胞だ。だから”ただちに”ではないのである。
そうして、出続ける放射線は、次々DNAを破壊してゆく。

今現在、この状況を目の当たりにしているというのに、どうして止まっている原発を、わざわざ動かしはじめようなどと、言えるのだろうか?
このままじゃ夏には電気が足りなくなるから?大停電が起きたら、経済に大きな打撃になるから?
私は、電気が足りなくなるより、大停電になるより、放射性物質を浴びるほうが、まっぴらごめんだ。
放射性物質を自分が浴びるより、子どもたちや次の世代が浴びるほうが、もっとまっぴらごめんだ!
節電だって、我慢だって、経済のさらなる停滞だって、被曝よりましだ。
だから、原発は廃止してくれ!
今止まっている原発は、2度と稼働させないでくれ!
福島第一と同じ、マーク1形式の原子炉は”ただちに”止めて、廃炉にしてくれ!
そして原発は、順次止めていって、すべて廃炉にしてくれ!
もう一か所でも、原発に事故が起きたら、日本は本当に終わりだ。

どんなときも、そろばんを弾いているような性根が、今回の事故を誘発したのではないのか?
世界で起きたマグニチュード5以上の地震の、20パーセントがこの日本で起きているこの国に、54機も原発を建てたことが、そもそも間違っていたのだ。
今こそ、その間違いを正すチャンスなのに、何故、また震災前のいわば「死に至るレール」を再び走ろうとするのか?!
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by nyoirin | 2011-06-19 11:15 | 日記

2015.4.1.より、身の回りの小確幸(小さいけれど確かな幸せby村上春樹)を見つけてつぶやきます。


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