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2005.6.26.sunday

 昨日「スターウォーズ エピソードⅢ」の先々行ロードショウに行ってきた。
 おお〜、そうかそうか、そうだったそうだった!というのが、観終わった直後の感想。Eさんの言う通り、これで本当につながった〜!という感じだった。クリステンセン、ワルオの顔が上手い。偉い。
 エピソードⅡでは、アナキンがダークサイドに引き込まれそうになる種が、パドメとの交際を禁じられてイライラすることだったり、才能があるゆえの師匠の厳しさに対しての反発だったりで、動機として弱いと感じていた。でも、Ⅲでは、そのへんがちゃんと描かれていたので、納得がいった。アナキンが葛藤するのも「人間だもの」。ただ、仕方ないとは思うのだが、とてもいろいろを説明しなくてはならないので、場面転換がやたら多くて、もうちょっとこのシーンの余韻を見ていたいのに〜、というところが多々あった。
 ワーグナーの「指輪」よろしくライトモティーフが効果的に使われていて、「おお〜、ここからかー!」とか「なるほど、なるほど」とか心の中でつぶやいてしまった。
 こうなると、ⅠからⅥまで改めて通して観たくなる。(ところで、ピーター・カッシングは亡くなったんでしたっけ?)
 思えば遠い昔、新宿プラザで生まれて初めて「スターウォーズ」に出会った日、あの最初のファンファーレ!あの最初のシーン!Ⅲのラストで、一気にあの日に帰りましたよ!友人のFくんとYちゃんと3人で観に行った。もう最前列しか残っていなくて、仕方なくそこに座った。でも思えば最前列のおかげで、私たちは宇宙に投げ出され、SWの世界にどっぷり入り込めたとも言える。
 そのときの信じられない私たちのエピソードをひとつ。映画が終わって、3人ともほぼ放心状態で近くの喫茶店へ移動。冷たい飲み物で喉の乾きを癒しホッとすると、当然私とFくんは、ルークがどうのハン・ソロがどうのあのシーンがどうのと盛んにしゃべった。ひとしきりしてYちゃんがぽつんと「あのさ、ひとつ聞きたいことがあるんだけど。どうしてデス・スターは爆発したのかな?」私とFくんは絶句!一瞬の間のあとFくんが「今まで、ルークが何をあんなに頑張っていたと思うんだーーー!!!お前、いったいどこを見てたんだーーー!!!」と叫んだ。そのあと、Fくんは別の友人3人とともにもう一度Yちゃんを新宿プラザに引きずって戻っていったことは言うまでもない。
by nyoirin | 2005-06-26 16:29 | 映画・ドラマ

2015.4.1.より、身の回りの小確幸(小さいけれど確かな幸せby村上春樹)を見つけてつぶやきます。


by nyoirin