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2005.6.29.wednesday

 ネット書店で高橋たか子の「日記」が新刊で出ているのを見つけてしまい、注文してしまった。それが一昨日届いた。桐野夏生の「天使に見捨てられた夜」を読んでいる途中だったのに、「日記」を手にとってしまい、あっという間に引き込まれてしまう。そして昨夜読み終わる。2002年11月22日〜2004年9月30日までの第一部と、1999年7月5日〜12月及び2002年6月のパリ滞在中の日記の第二部で構成されている。
 「我欲の塊」とか「内的生活をもたない(これは宗教生活のことではない)」などという言葉が胸を刺す。「意識と存在の謎」を読んだときと同じ、引き戻される感じ。しばらく忘れていた(ふりをしていた?)「渇き」を思い出す。「ここ」では決して癒されない「渇き」であることを知っている。
 きっとまた、これをきっかけに読書の道がそれていく。また「ひとり読書フェア」が始まってしまうかも?。「かも?」じゃないんだよね〜。
by nyoirin | 2005-06-29 16:46 | 本・読書

2015.4.1.より、身の回りの小確幸(小さいけれど確かな幸せby村上春樹)を見つけてつぶやきます。


by nyoirin