人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「神はサイコロを振らない」 06.2.19.sunday

 「神はサイコロを振らない」を録画しておいた(2/15放送分)。観た。私のツボにはまってしまい、途中から涙を止めることが出来なくなってしまった。どうしたことか?!久しぶりにあんまり泣いたので、頭が痛くなるわ目は腫れるわで、今も大変。でも、仕事しなくちゃならないから、寝ないでがんばってる。(って、仕事してないじゃん。こんなことしてて)
 ストーリーをちゃんと説明出来ない。りょうくんのお父さん(鶴見辰吾)を見つけだし、「りょうくんが帰ってきました。あのときのままの姿で」と黛(小林聡美)が言ったところあたりからだったろうか。「あのときのまま」というのがキイワードだったのか。記憶のままの姿で戻ってきた我が子・・・。自分には10年の年月が流れてしまっている。
 必死になってりょうくんのお父さんを見つけようとした黛だが、自身は実は人生をあきらめてしまっている。その姉をはがゆく、また優しく思い見続けてきた弟菊介(武田真治)も実はピアニストになる夢をあきらめてしまっている。その菊介がピアノの蓋を開けるシーン。
 りょうくんの父親が瑠璃子にお礼を言うシーン。死んだ娘のCDを出した自分の母親を恨んでいる瑠璃子。だが、そこで初めて彼から母の本心を知らされる。
 自分も6日後には消えてしまうかもしれない運命なのに、親友(小林)とその恋人(山本太郎)をなんとかしようと心をくだくあっち(ともさかりえ)。
 もどってきてよかった、と思いたいんだ。どうしようもないことに負けたくないんだ。という山本の言葉。それをもう一度くり返すともさか。
 ・・・・。そんなこんなところでいちいち泣いた。
 りょうくんのお父さんを捜してるところで、山本太郎が大声で叫んだのを、小林がたしなめる。「そんな大声出さないの。あんたは山男じゃないんだから」という台詞。NHKの「氷壁」をあきらかにふまえている。などの小ネタがところどころにはさまれていて、けっこう笑えるところもあるのだが。
by nyoirin | 2006-02-19 02:04 | 映画・ドラマ

2015.4.1.より、身の回りの小確幸(小さいけれど確かな幸せby村上春樹)を見つけてつぶやきます。


by nyoirin