半周ののち

 半周ののちの、いつもの手順を踏んでみている。すると、なつかしい場所へと還ってゆく感がある。これは嬉しいこと。嬉しいが、同時に気づくことの痛みも伴うことでもある。気づくというよりは、思い出すというほうが近いかもしれないが。
 その書物を手にとり、文字を丁寧に辿ってみる。すると、このさき自分がするであろう事柄が見えてくる。

 そうして私は、また、トマトと胡瓜を切ってみる
 そうして私は、また、固いパンを切ってみる
 そうして私は、また、チコリのコーヒーを夢想する
 きっとあなたは、これを知ったら鼻で笑うだろう
 私でさえ、自分で自分が可笑しいもの
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by nyoirin | 2006-07-05 18:35 | 日記

2015.4.1.より、身の回りの小確幸(小さいけれど確かな幸せby村上春樹)を見つけてつぶやきます。


by nyoirin