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季節外れの大掃除 「ゲド戦記」「P.O.C」

 仕事が一段落したので、季節外れの大掃除にとりかかってから早一週間。毎日暑いのに、冷房入れないで働いている。おかげで、屋内で熱射病になりそうに・・・。水分補給を怠らないように、注意してます。毎日すっごい汗だく。
 おかげで、暗黒山をもう五山も片付けたわよ!(暗黒山五山なんて言うと、すごい恐い行場みたい)
 リビングの南側の窓辺にあった大きな暗黒山がなくなったおかげで、部屋がグッと明るくなったわ。外の緑が目に滲みます。この借景はつくずく有り難いと、あらためて思いました。廊下のつきあたりの風景もさっぱりして、ドアを開け放っていても大丈夫に。昨日からは、本山の私の仕事部屋に着手。ついさっき、ほぼ完了いたしましたー!(^0^)ノシ。。。久方ぶりに、床が陽の目を見ることに。おおっ、カニ歩きをしなくても、部屋の中を行き来できるではありませんか!小さな山を乗り越え乗り越え行かなくても、窓まで行けるではありませんか!感激!
 これで、今度から自分の好きな仕事にとりかかれるというものです。よかったよかった。

 ところで、そんな中、行ってきましたよ。「ゲド戦記」と「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」
 「ゲド戦記」・・・。ものすごく久しぶりに、途中で出ようかと本気で思った。出なかったけど。私、ケチだから、よっぽどでないかぎり、お金払って見にきてるんだからと、途中で出ることないし、出ようかと迷うこともほとんどない。ぐぁ、今回、本気で出ようかと思った。はじまって10〜15分くらいのときかな〜。まず、色彩の汚らしさに、胸が悪くなった。
 話も、どうよ?あれで、「ゲド戦記」って言えるのだろうか?どうしても女の子が必要だったのなら、第二巻の「こわれた腕輪」を忠実にアニメにしたほうが、よかったのでは?あれならとりあえず一つの話として完結してるわけだし。原作を知らないひとが観たら、均衡を失った世界はなんら救われないまま、放っぱらかしなの?ハイタカがゲドなの?テナーが途中でぶつぶつ言ってた墓所って何?クモがもしかしてかっこよく変身するのかもと思ってたら、あれはなんなの?とか、「?」の嵐なのでは?
 原作を知っていたらいたで、つっこみどころ満載だったよ。ここでは書き切れないくらいだ。
 また、手嶌葵は、歌だけにしとけばよかった。声優は無理だったね。空気が抜けたみたいな返事しか出来なくて、ガックリだった。
 なにより全てに詰めが甘い!風景を見せたいなら、もっともっと突き詰めなくてはならないと思う。光も影も、色彩も、動きも、まったくありきたり。仮にもスタジオ・ジブリの看板を背負っているのなら、あれでは許されない。
 また、カット割りも、父と差別化を計りたかったのかもしれないが、不自然。展開をわざと裏切りたかったのかもしれないが、端折った部分こそ丁寧に表現して欲しかったところだ。キャラクターの顔も、全く魅力がなかったし、龍に至っては、品のかけらもなかった。「ゲド戦記」の龍は、あれではダメだ。太古の言葉を話し、世界の智慧を身に付けているのだから、あんな骸骨の燃えかすみたいなのでは話にならない。
 なにからなにまで、あっけにとられるくらいなっていなかった。最初から、全五巻の話の一部分を切り取っているのだろうから、ある程度は仕方ないと覚悟はしていったのだが、予想の範囲を遥かに下回った最悪に近い出来だったというしかない。

 「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」
じょにーさまなので、当然観る。これは、最後の話の前の作品なので、SWエピソードⅡみたいに、「え〜っ、ここで続くなの〜?」になることは最初からわかっていたので、そのつもりで観た。
 途中おふざけが過ぎるのでは?というところもあったが、まあ、よしとしよう。長かったけど、無理なく楽しめた。全編じゅるじゅるどゅるどゅるだったけど、私にとっては虫よりはずっとましなので、思ったよりは大丈夫だった。
 ラストにやっとキャプテン・ジャック・スパロウがめっちゃかっこよかったので、またまたグッときちゃったわ。
 もちろん続きも観るわよ。


 
by nyoirin | 2006-08-09 00:04 | 映画・ドラマ

2015.4.1.より、身の回りの小確幸(小さいけれど確かな幸せby村上春樹)を見つけてつぶやきます。


by nyoirin