ジョン・ダウランドとスティング

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 11日の月曜日にNHKのFMから魅力的な声のダウランドが流れてきた。仕事をしながら流していたので、最初の曲紹介を聞き逃していた。「これは何?」私は、耳をそばだてた。番組の最後にスティングの名を聞いた。
 私はさっそくNHKのHPに行って、番組表で楽曲を確かめ、その足ですぐアマゾンに行った。レコード番号で検索しても出てこなかったので、スティングで検索した。いちばん上に表示されたのが、どうやら私の求めているCDらしかった。クリックして詳しい情報を確認すると、リュート奏者の名にカラマーゾフとあった。番組表にも書かれていた名だ。即注文。二日後の昨日13日(水)に我が家に到着。

 ここで私は昔に思いを馳せる。私の学生時代は、今は無きFMfanという雑誌を隔週必ず買い求め、FMNHKに毎日耳を傾けていたものだ。もし、気に入った曲を見つけたら、FMfanで曲名、作曲者名、レコード番号、レコード会社を確かめ、メモして、近いうちにレコード店に赴き、レジに尋ねると「あいにく在庫がありませんので、お取り寄せになりますが、ご注文なさいますか?」と言われ、注文して、いったんは帰宅しなければならない。しばらくすると、レコード店から届いたという電話がかかってきて、また、そのレコード店に出かけてゆき、そこでやっと求めていたLPが手に入る…
 そういうもんだったな〜、と、おばさんは感慨にふける。

 今は、なんて便利になったことだろう。この一連のことがすべて私のこの机まわりで済んでしまう。ううむ。何かが間違っているとすら思ってしまうのは、ただの老婆心か?
 
 それはさておき、このスティングの「ラビリンス」。素晴らしい。ハスキーなテノールがダウランドにピッタリだ。完璧なノン・ビブラートではないようだが、現代のオペラ歌手が近現代的な歌唱法で唱っていて違和感を感じてしまうものに比べれば、まったく気にならない。中の「さあ、もう一度」はエマ・カークビーのものも持っていいるが、女性の声とはまた違った趣があって、別の心地よさだ。
 私は、2006年の最後に、なかなかの掘り出しものを手に出来て、すこぶるごきげん!になった。幸せ〜♡

<業務連絡>Eさま。とっくにご存知のCDですよね。「今頃何を言う」とお思いでしょうが、お許しくださいませ。私にはいろいろ疎い方面が多々ありますが、これに懲りずに、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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by nyoirin | 2006-12-14 17:26 | 音楽

2015.4.1.より、身の回りの小確幸(小さいけれど確かな幸せby村上春樹)を見つけてつぶやきます。


by nyoirin