2007年 08月 04日
「どうせ…」
阿久悠氏が亡くなった。
生前彼が語ったことで、ひとつだけ強く私の記憶に残っているものがある。
彼は、何かの対談番組で(『徹子の部屋』だったかもしれない)詩を書く上で、絶対に使わないと決めている言葉があると言った。それは『どうせ…』という言葉だという。
「“どうせ”という言葉の後に続く言葉は、みんな否定的になる。“どうせ、私なんか(ダメなヤツだ)”とか、“どうせ、がんばったって、なんにもならない”とかね」と。「そんな詩を書いたって、意味ないでしょ。そんな後ろ向きな、希望のない、そういう言葉は書きたくないんだ」というようなことをおっしゃった。
その番組を観てから、私は、『どうせ…』と言いたくなるような時でも、そう考えないで、生きていこうと思った。
素晴らしい才能のある方だったと思う。
ご冥福をお祈りいたします。
生前彼が語ったことで、ひとつだけ強く私の記憶に残っているものがある。
彼は、何かの対談番組で(『徹子の部屋』だったかもしれない)詩を書く上で、絶対に使わないと決めている言葉があると言った。それは『どうせ…』という言葉だという。
「“どうせ”という言葉の後に続く言葉は、みんな否定的になる。“どうせ、私なんか(ダメなヤツだ)”とか、“どうせ、がんばったって、なんにもならない”とかね」と。「そんな詩を書いたって、意味ないでしょ。そんな後ろ向きな、希望のない、そういう言葉は書きたくないんだ」というようなことをおっしゃった。
その番組を観てから、私は、『どうせ…』と言いたくなるような時でも、そう考えないで、生きていこうと思った。
素晴らしい才能のある方だったと思う。
ご冥福をお祈りいたします。
by nyoirin
| 2007-08-04 15:40
| 音楽