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 「スタンドアップ」が今週で終わってしまうと聞いて、必死で時間をやり繰りしてシネコンに行ってきた。そう言いつつも、レディース・デイに行くところは、主婦感覚です。
 なによりなによりまず、しょーんさまあああああああ♡!でした。今回はこれに尽きると言ってもいいのだけれど。私、今までのしょーんさまの中で、一番好きかも。これまでは、現実離れした役どころが多かったでしょ。テロリストとか復讐に燃える男とか知能犯とかマッドなサイエンティストとかボロミアも含めて。ところが、今回は普通の人。今までは、悪役をやってこそ彼は光るのだわ!と思っていたのに、改めて演技も上手いのを確認してしまった。普通の人のリアリティーがあって存在感があって、素晴らしかった。
 友人の弁護士(>業務連絡:なんなんさんへ、「男の中の男」ですね)をジョージーとくっつけようとして合図を送りながら奥さんと踊るところなんて、素敵すぎて倒れそうになった。もちろん、後の、身体が動かなくなって車椅子を使わざるをえなくなった奥さんに、ストローを調節してあげてキスするとこなんて、たまりません!そのあたりから、ラストまで断続的に泣いてしまった。
 脚本も悪くないと思った。途中のセクハラ&いじめのシーンは、あれ以上多くても見ているのが辛かっただろうし、少ないと動機づけに足りないと思った。セクハラのシーンは、今まで私自身が受けたことのあるさまざまな男女差別や、男尊女卑の扱いを思い出して、イヤな気分になった。だが、アメリカと日本では、その根底にある質が違うのだなと、これを見て思った。アメリカのそれは「男は強くあらねばならない」というキリスト教的・欧米哲学的合理主義的な「父性性」に基づいている。だが、日本のそれは「母性性」に基づいているのだ。(この話を始めると長くなるので今回はやめておく)
 いずれにしろ、さすがにレイプや簡易トイレに入っているのに倒されるようなことまではなかったが、それ以外のことはほぼジョージーたちと似たような目にあっている日本の働く女性の一人として、途中はずいぶん腹が立った。(でもレディースデイに観にいっちゃってる私も、どうよ?と突っ込まれると反論できない?!)
 だが、無理に盛り上げようとせず、たんたんともっていったところは好感が持てた。中盤から劇場のあちこちからすすり泣きの声が聞こえはじめ、たぶん終わったときは、観ていた女性全員が泣いていたのではないか。
 父と娘、夫と妻、母と息子、そのへんも良く書けていたと思う。ずっと夫に黙って従ってきたが、今回だけは娘の味方になって家を出る妻をシシー・スペイセクが好演していた。地味だけど芯の強い、ある意味頑固な女性をよく表わしていたと思う。チャーミングだった。
 ただ、「スタンドアップ」って、題名はどうよ。途中友人の弁護士(>業務連絡:なんなんさんへ、男の中の男でしたね)の台詞に出てくるのだが、「ここからとったのかよ」と思って興醒めだった。原題は「North Countory」だったと思うが、でも、これもまんまだとお客さんは入らないかもね。カメラは北国の空気感が良く出ていて、こういう映像は好きだ。
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by nyoirin | 2006-01-27 18:22 | 映画・ドラマ

新春ドラマ一挙感想

その他の新春ドラマ
私も、意外に高得点を挙げたのが「時効警察」です。制服の情報など、ありがとうございます。今期も楽しみなドラマが出そろいましたね。
お身体の回復を願っています。最終回まで、追いかけましょう。
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by nyoirin | 2006-01-23 18:52
 今日〆切りの分は、やっと送ったのでちょっとコーヒーブレイク。でも明日も1本〆きりのがあるから、あんまり盛り上がれない。
 「西遊記」は不合格。月9だからいちおう観たんだけど、ダメ。最初の木村拓哉も不必要。セットも安っぽくて、レンジャーものの悪の巣窟みたいでガッカリ。慎吾はやたら叫んでばかりだし。もう観ない。(と言いつつ、二回目も観ちゃったんだ。だってみっちーが出てたから。でもあとは観ない)
 「Ns'あおい」はまずまず。柳葉敏郎が「きらきらひかる」でしたっけ?監察医の、あのときの感じと重なるけど。杉田かおるが久しぶりの女優魂を見せてくれそう(?)
 「アンフェア」もなかなか良いのでは。小林が気に入らない。「あ〜ん、ゆう姉、こわかったよ〜ん」みたいな甘ったれた声!虫酸が走る!けど、二回目で死んだし。篠涼が光ってる。市村さんと幸せなのね。瑛太くんとのやりとりもまあまあ良いリズムだし。香川照之が元ダンナ役でこれからもいろいろ関わってきそうで楽しみ。多恵多恵も好きな女優さん。あのベビーシッターどこか恐いんですけど。
 「神はサイコロを振らない」。今期一番期待している。小林聡美、ともさかりえの「すいか」コンビに加え、今回は市川姉妹の姉が出ている。10年前に消えた402便が突然戻ってくる。残された者にとっては10年の月日が流れたが、乗員乗客にとってはほんの30分しか経っていないという設定。戻ってきて、このままじゃ終わらないだろうと思って観ていたら、どうもやはりそうらしい。「残された時間はあと9日」?!やっぱりね。第一回のタイトルが「The first day」だったからね、もしやと思ったら・・・。どうなるのか、最後まで見逃せない。
 「白夜行」。綾瀬はるかと山田孝之の二人は好き。原作は読んでいないので、まだなんとも言えないが、東野はどうもいつも感情移入ができない。設定とか発想は面白いんだけど、人物の感情に必然性が感じられないというか、なんでこの状況でこっちの方向へ行っちゃうのかなぁ、と思う。「白夜行」でも二回目で早くもその傾向が見えてきていて、う〜んちょっとな〜、である。でも、最後まで観るつもり。
 「小早川伸木の恋」。どうでもいいけど、これも無理あるんじゃないの〜。二回目のタイトルが「女とはそういうもの」だか「女はこういうもの」とかいうのだったけど、違うだろっ!と言いたい。あの奥さん(片瀬那奈)ウザ過ぎ。ダンナがケイタイに出なきゃ、家の中ぐちゃぐちゃにして、寝室に篭城。自分の望む言葉を言ってくれるまで許さない。あげく、ダンナが仕事にいってる間に家の鍵を変えてしまい、ダンナを閉め出し。女はみんなこうじゃないでしょ。伸木もよくこんな奥さんで、平気だよな〜、不思議。これはたまたま主人と一緒に観ていたんだけど、プロポーズのときに伸木がぶつかった電柱に切れてた片瀬那奈見て、「普通、ここで引いちゃうよ。考え直すだろう、プロポーズを」と言っていた。私も同感でした。同僚の医者の谷原や大泉洋もちょっとありえない領域にはいってるし、いっそ、全員異常に過激な人たちにしたら面白いかも。まだ、少し観ていこうと思う。
 「夜王」は、男子版「お水の花道」か。北村くんが、こういう濃い〜くてえぐ〜い役がぴぃーったりでとてもよろしくてよ。でも二回目は気を失ってしまい(爆睡)、見逃してしまった。でもあんまり悔しくないのは、それなりってことかしら。まあ、次はちゃんと観るつもり。
 意外と私の中で一番のヒットがこれ、「時効警察」。オダギリジョーと麻生久美子がとってもいい感じ。さすが「トリック」の枠だけある。仲間&阿部に続く新たなコンビ誕生か?!いちいち折り込んである「小ネタ」が私好みなのだ。「いいのいいの、ブライアン・イーノ」なんて、あの麻生久美子が言うんだよ〜。いいわ〜。こういうの大好き。もちろん毎週観るさ。
 「氷壁」。NHKの肝入りなのでいちおう押さえてます。それなりにがんばっていると思う。が、魔性の女っぽいはずが鶴田真由というのがちょっと不満。山本太郎も玉木宏も石坂浩二もみんな魅せられてしまうとは思えない。だからといって、他に誰が適当かと言われても、思いつかないが。
 「輪舞(ロンド)」。意外に良かったのが、「天国の階段」でテハお兄ちゃんをやっていた俳優(ごめんなさい、名前がわかりません)。神狗のボス杉浦直樹に息子(もこみち)のしまをまかされる韓国マフィアの役。テハお兄ちゃんのときは、愛する人のために自分を犠牲にする優し過ぎる熱い男だったのに、今回は凄みがあって恐いのが上手い。潜入捜査官の竹内がこれからどうなってゆくのか、チェ・ジウともどうなってゆくのか、観てゆこうと思う。
 今期は、こんなところです。あんまり盛り上がれないとか言っておきながら、語ってしまいました〜。最終回まで、またまた楽しみでーす。
 
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by nyoirin | 2006-01-23 14:33 | 映画・ドラマ
c0009212_1934628.jpg買ってしまった!よく知らないけど「レコード芸術」でレコード・アカデミー賞を受賞したらしい。録音の古いほうのはLPで持っているのだが、プレイヤーが壊れてしまってから、久しく聴いていない。遠い記憶なので、比べようもないので、そちらとの比較はやめておこう。
 私の無伴奏ヴァイオリンの基準はシゲティなので、すごく片寄っていると思う。基準かつ最高峰だ。シェリングやミルシテインも聴くけれど、なんといってもシゲティが一番好きだ。そんななかで、今回のクレーメルはかなりいい。なにはさておきのシャコンヌもさることながら、意外とソナタが秀逸だ。とくに1番と3番。透明感と厳しさに一段と磨きがかかったように感じた。今日の風景とあいまって、どこか違う世界に連れてこられたような気分になった。目の前の机の風景は日常なのに、いちど窓外に目を向ければ、まるで別の世界。ホントは日常なのに日常じゃない。いつもとは違う気分で仕事ができる。小確幸だ。小さいけれど確かな幸せ(by村上春樹)。なんか幸せ。
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by nyoirin | 2006-01-21 19:23 | 音楽
 大雪だ。昼間もずうっと降り続けているなんて、このへんではめずらしい。思いのほか、低気圧の中心が八丈島付近まできたのね。今外の気温は2℃だ。寒い。でも、この程度の雪は、日本海側に住んでいる方々から見ればたいしたことないのだろう。c0009212_18543073.jpg
 うちはマンションだから庭はない。これはお隣から借景。自宅にいながらにして、リゾートマンションに来たみたい。環境には恵まれていると思う。c0009212_18564841.jpg
 こちらは西側の借景。そんなこんなでまだ降り続いているみたい。今日は一日中机に向かっている。昨日主人にたのんで買ってきてもらったクレーメルのバッハ無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータをエンドレスで聞きながら。
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by nyoirin | 2006-01-21 19:00 | 身近な風景

「ぼくはシュナッピー」

ぼくはシュナッピー
結局買ってしまいました。日本版はDVDとの二枚セット¥1200でお得。「こrっこでぃーる」声が、すんごくラブリー!(ドイツ語を聞こえるままに表記するのは難しいですね)すっかりはまってしまいました。
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by nyoirin | 2006-01-18 12:09

初ポチ 06.1.17.tuesday

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 ほとんど外に出られない毎日のため、とうとう初ポチをしてしまった〜。アマゾンでポチッとな。TVKの「saku saku」で先週一週間放映されていた「ぼくはシュナッピー」がものすごく気になって、アマゾンに行ってしまった。年末に少々散財してしまったので自重していたのだが、軟禁状態のストレスが・・・。
 どうも、ドイツでヒットチャート連続10週第一位らしい。すんごくすんごくかわいいの!楽しい気分になって、元気が出てくるわ。これ聞きながら、また仕事がんばりまっす!
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by nyoirin | 2006-01-17 23:34 | 音楽

木村カエラ 06.1.10.tuesday

 さっきダンナの夜ご飯の支度をしながら、「Saku saku」の再放送を観た。今年最初の「Saku saku」だ〜。今日のカエラちゃんは、またヴィンちゃんカラーで、髪の毛にウェーブがかかってて、なんだかとっても美しかった。「おもちいっぱい食べた」とか言ってたけど、痩せたみたいに見えた。服のせいかな。かわいいな〜。でも、ブリブリしてなくてすっごくいいわ。カエラちゃん、大好き。

 明日から(って、もう今日だけど)また5時半起きだ〜!
 しかも初日から弁当だ〜!
 でも今夜はまだ寝られないィィィっ!
 このまま朝まで生コンサート(仕事)かぁ?
 たぶん無理。きっと寝てしまう。ヘタな時間に寝ると寝過ごす恐れあるな。
 気をつけなくては。
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by nyoirin | 2006-01-10 00:58 | 日記

「TAKEN」 06.1.8.sunday

 スティーブン・スピルバーグの「TAKEN」を観た。毎日ケーブルTVを録画して、仕事の合間に観た。今日が最終回だった。いや〜、なかなか面白かった。全10回、観る者を一度も飽きさせることなく、最終回まで確実に盛り上げていくところは流石だ。ストーリーもキャスティングもシナリオも良かったと思う。ダコタ・ファニングがナレーションと重要な役どころで、素晴らしかった。ダコタは「特別な子ども」にピッタリだ。3つの家族の何代(四代?)にもわたる宇宙人とのかかわりの物語で、それぞれの人物の描きかたも、実に良く掘り下げてあったと思う。
 クロフォード大佐の二人の息子、長男は父親にうとまれ、次男は偏愛される。その長男の子どもが、息子でなく娘であるところが、実に上手い。物心がつくまえに亡くなった祖父にとても似ている孫娘メアリー。気質だけでなく、実際に祖父の意志を継ぐ生き方を選ぶ。彼女のとてつもなく強い「我」。執拗さ。どんな困難にもめげない強さ。どん底に墜ちても這い上がってくる強さ。決して諦めない。しかし、それが彼女を不幸にしてゆく。
 父と息子、その息子がまた父となり、娘を持ち、父と娘となる。父がもっと娘を愛することができれば、彼女はあんな過ちはおかさなかったかもしれない。でも、父はそのまた父に愛されたことがなかったのだから、娘を愛するすべを知らなかったのだ。クロフォードの人々は、そうしてみんな不幸になっていった。
 チェットのビデオレターのところで、彼女のあまりの不幸に涙してしまった。

 いや〜、とにかく面白かったです。
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by nyoirin | 2006-01-08 00:17 | 映画・ドラマ
 最後の三部作、となってしまうのだろうか。もう二度とお目にかかれないのならば、それは寂しい。が、それはおいておいて。
 期待が大きすぎたのか、昨夜の松嶋菜々子のにはがっかり。最後の最後だから、そんなはずはないと思っていたのに・・・。私は、予告編で双児の姉妹というだけで、今回のからくりがわかってしまった。しかし、こんな簡単なはずはない!三谷幸喜は絶対私なんぞに見破られるはずがない!と、思っていたのに。
 そういう意味では、Ⅰ作目の藤原竜也のが、いちばん面白かった。見事私を裏切ってくれた。
 イチローは、予告編ではあまり演技が上手には見えなかったのだが、実際は意外と上手かった。あれだけ表情が作れるということは、表情を殺すことにも長けているということだろうから、さすが、プロのスポーツマンだな〜と思った。
 総じて、今回の古畑三部作はやや期待はずれかな〜。残念。
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by nyoirin | 2006-01-06 15:14 | 映画・ドラマ

2015.4.1.より、身の回りの小確幸(小さいけれど確かな幸せby村上春樹)を見つけてつぶやきます。


by nyoirin