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「のだめ〜」第10話と「僕の歩く道」の最終回

 「のだめ〜」(12/18放送分)。ペトルーシュカ+今日の料理がどうなるか?だったのだが。各方面でどちらかというとあまり評判が良くないようだが、私は、あれはあれで良かったのでは?と思った。やはり、いつのときも原作というのは大きな力を持っているものだし、コミックを読んだ誰もが、あそこでペトルーシュカと今日の料理を思い出し、アレンジして、頭の中で流したと思う。そこには読んだ人の数だけバリエーションがあったに違いない。富田御大の権利とかの問題とかもあったに違いないし、そのへんのところはよくわからないけれど(クレジットはなかったようなので、了承とか得てたのかな?とか権利はNHKにあるのかしら?とかいろいろ疑問はあるが)、そんな中ではよくがんばったのでは?と思ったのだが、私ってとんちんかん?
 それはさておき(最近これが多いような気がするが)、悠人くんの「頭」といい、目つきといい、お言葉といい、オクレール先生の「彼は、なににおびえているのか…」という台詞といい、ハリセンの困惑といい、私はどれもにうなずいてしまった。
 来週はいよいよ最終回!サントリーホール!
 のだめのCD、実は買っちゃったのだが、それにこの撮影エキストラの参加応募葉書が付いていたわよ。私は諸事情で応募しなかったけど。12/16の午前から昼間中撮影予定ってなっていたから、きっと無事撮影は終って、今編集作業真っただ中だわ、きっと。

 「僕の歩く道」最終回。
 ほぼ予想通りの結末だったのだが、良かった〜。この世にいらないものはない(by「よつばと」)、この世に意味のないものはない、この世には何一つ足りないものはない、ということをさらに確信する思いだった。全編通して何よりお母さんに強く感情移入してしまったのだが、最終回も自分のいなくなったあとのテルの行く末を思い、テルの自立を願いつつも、自立してゆく愛するわが子を送りだすのは、寂しいし辛いし…という相反する親心に、何度も何度も涙してしまった。
 まっすぐな並木道を二人でどこまでも自転車をこいでゆくラストシーン。「二人は、いつまでもいつまでも、幸せにくらしました…」
 さすがにこのクールだけあって、最後は思いっきり心を温めてくれて、ありがとう!だった。
by nyoirin | 2006-12-20 17:30 | 映画・ドラマ

2015.4.1.より、身の回りの小確幸(小さいけれど確かな幸せby村上春樹)を見つけてつぶやきます。


by nyoirin